2兎追うものは2兎とも得る!?フリーランス二足のわらじのススメ

こんにちは。
在宅ワーク歴6年・ママントレの須澤です。

さて。
「これからフリーランスとしてやっていきたい」という方から、「今勤めているところを辞めてフリーランス一本に絞った方がいいんですかね?」という質問を受けることがあります。

答えは「No」
性格的に、どちらか一方に絞らないと集中できないという方もいらっしゃるので一概には言えないのですが。
「もし副業が許されるなら/迷っている位ならどっちもやった方がいい」というのが私の持論で、私自身も実は法人化後の2016年12月までずっと、派遣社員と二足のわらじでやってきました。

安定収入が心の安定に

「どちらもやる一番のメリットは何ですか?」と聞かれたら、まず挙げられるのが「安定収入」。
フリーランスは頑張れば頑張るだけ報酬も入るけれど、やはり収入としては不安定。
長期案件だと報酬が入るのが先になることも多々あるし、フリーランス初期から安定期な収入を得るのって結構難しいんですよね。
収入が少ないと、つい「これはきついかな・・・」と思う案件に手を出してしまって、またさらにきつい案件がきて・・・・と悪循環に陥ることがあったり、収入欲しさに甘い言葉に騙されてしまいそうになることもある(私も実は経験あります)。
そんなときにベースとなる安定収入があると、「お金のために、敢えてきつい案件に手を出す」ということもなくなるし、時間にも制約ができる分、おのずと仕事も選ぶように。

ただ勤めることは自分の時間を削ることでもあり、事業が軌道に乗ってきたとき機会損失するというリスクもあるので。
「これくらいまで収入が達したら、フリーランス一本に絞る」などと目標を定めておく方がいいかもしれません。

フリーランスとお勤め、どちらの方が自分に合うかを比べることができる

正直、フリーランスという働き方は誰にでも向いているというわけではありません。
ただ仕事を辞めてフリーランス一本に絞ってしまってからでは、後戻りするのはなかなか難しいんですよね。
だからこそ。
まずはお試しで始めてみて「自分に向いているか」適性を知る/いざというときの選択肢を残しておくというのも大事かなと思っています。

ちなみにフリーランスになってから普通に働きに出て気が付いたのが「仕事を与えられて働くのって、実はすごいラク」ということ。
フリーランスだと、いつも考えたり決断するのもすべて自分なので、ある意味気分転換にもなりました。

働くこと自体が情報収集に

フリーランスは、自由である反面、「全部自分でやらなくてはならない」大変さがあります。
実務以外に営業、見積、契約書・・・・これまで經驗したことがないことをやらなければならないという機会もおのずと増えます。
でもなかなか誰かと話したり相談したりという機会も無いため、「本当にこれでいいのかな?」とひとりで迷うこともしばしば。

そんなときに、勤めていると
○他の人がお客様とどういうやり取りをしているか、どんな書類が必要か
○どのように契約を交わしているか
○どんなツールを使っているか
○納品前のチェック方法
○お客様のニーズ

などフリーランスでも必要となることを業務を通じて学べたりします。
また、わからないときに近くにいる人に質問・相談できるというのも大きなメリットかと思います。

「選択肢を狭めない」ことが大事

フリーランスが向いているか、勤務が向いているかは人それぞれ。
人に「これがいいよ!」と進められても自分に合うとは限りません。

だからこそいろんな選択肢を自分の中に持っておくことはとても大事なことだと思います!