「在宅ワークって実際どうなの?」経験に基づいたリアルな情報を現役主婦在宅ワーカーがお届けします!

「仕事だから仕方ない」の一言がもたらす影響力

「仕事だから仕方ない」のやるせなさ

日曜日、パパと遊園地に行く約束をしていた。
でも急にダメになってしまった。そんな時のパパの常套句、ありますよね。
 
「仕事なんだから仕方ないだろ」
 
私も仕事をしている、特に若い頃はヒゲが生えそうなくらい猛烈に仕事をしていた人間だからわかります。
急にどうしても外せない仕事の予定が入ってしまうことがある、ということ。
 
でもね。
なんだろう、この仕事だったらなんでも許される感。
言われた方はわかっていても、やるせない気持ちを悶々と抱えたままになるんですよね・・・・。
あれ?私たちのそんなに優先順位低かったのかな?って。いや、家族が暮らしていくために働いてもらわないと困るんだけどね・・・って。
特に「行きたかったのに〜」と泣いている子どもがそこにいると、自分も一緒に泣きたくなる。
「仕事なんだから」って言葉、子どもには通じないですしね。
それにそもそも子育ては、「仕方ない」で済まされないことだらけ。
だからこそ余計に「仕方ない」の一言で済まされることに悶々とするのではないでしょうか。

やるせない気持ちの行き先

そのやるせない気持ちが鬱積するとどうなるか。
この2パターンのどちらかになるのではないでしょうか。
「諦める」か「爆発する」か。

もう期待して裏切られるのが嫌だから、もうパパはいないものと見傚す。
それか不満が溜まりすぎて爆発する。
よく恋人同士で「私と仕事どっちが大事なの?」ってのがありますが。
このやるせなさが溜まった結果なんだろうなあ・・・・と。

そして今、「わたしおかあさんだから」という歌が炎上していますが。
それも「何でわたしばっかり我慢しなきゃいけないの?」という悶々とした気持ちを抱えた人が多いことの現れなんじゃないかな?と。

そしてそういう時の記憶ってずっと残っちゃうもんなんですよね。
私も娘が生後3ヶ月の頃、39度の高熱を出して寝込んでいたのに「仕方ないだろ」ってバンド練習に行かれてしまったこと、10年経った今でも恨み節のように覚えております・・・・。

在宅ワークではついつい、子どもにこれをやってしまう

在宅ワークだと家にいて仕事ができてしまうため、なかなかONとOFFの切り替えが難しく、どうしても手が離せない時は、子どもがいてもそちらに集中してしまう。
「ごめん!後にして!!」って。
話しかけられても、急な連絡が来たらそちらを優先してしまう。

でもある時「はっ!」と気がついたんですよね。
「あれ?これ、私。『仕方ない』パパと同じことしているぞ!?」と。
ということはつまり、子どもにやるせない思いを抱えさせているぞ・・・と。
そして子どもにもそういう仕事観を植え付けることになるぞ・・・と。

そこから子どもに説明するようになった

それから子どもがいる時は、具体的に説明するようになりました。
「ママは人と連絡を取ることが多い仕事で、ママが連絡止まるとお仕事が止まっちゃうことが多いんだ。ずっとスマホいじっているように見えるかもしれないけど、実はこれがお仕事でもあるんだ」
「ちょっと今日中にやってしまわなきゃいけない大事なことがあるから、あと30分くらい待っていてね」
「今日はテレビ電話しなきゃいけないから、1時間くらい部屋に引きこもるね」

ちゃんと理解してくれているかどうかはわからないけれど。
実は寂しい思いをさせていることも多いのかもしれないけれど。
ママが仕事頑張ってるってことはわかってくれてるのかな〜とは思います。
今ではたまにご飯を炊いておいてくれたり、ご飯のおかずを用意してくれることも。

その代わり、
「今、お絵描きに集中してるんだから部屋開けないで!」と逆にママが邪魔にされることも増えましたが(涙)

家族に理解して応援してもらえる状況を作ることは大事だ!

同業者とかじゃないと、自分のお仕事を理解してもらうのって難しいですよね。
でも仕事のことは理解できなくても、「(これからのために)今、頑張りたい」
「どうしても今日やらなければならないことなんだ」という気持ちは伝わるし、そういう気持ちが伝われば逆に応援してもらえるんじゃないかな?と。

特に在宅ワークは公私混同になりがちだからこそ。
家族に理解してもらって応援してもらえる環境を作っていくことは大事だなあ、と日々実感しています。

そしてそのためには自分自身も「家族なんだから大丈夫」っていう甘えを作らないこと
この気持ちを持つことこそめっちゃ大事なんだろうなあ、と。

(おまけ)「仕方ないだろ」が口癖のパパには・・・・

本当に仕事が大好きでたまらなくてどうしても優先順位がそちらにいってしまう人。
嫌だけど会社の命令だから仕方なく・・・という人。
なんとなく仕事なら許される気がして使っちゃってる人。
いろんなパターンの人がいるかと思いますが。
その仕方ない、って言葉。理由や思いも語らず使い続けていると、ママやお子さんの中で知らず知らずのうちに負の貯金としてどんどん溜まっちゃってますよ。
 
どうしてもその言葉が言いたいのであれば。ママにも言わせてあげてくださいね、同じ言葉。
「(ご飯なくても)育児中だから仕方ないだろ」
「(洗濯してなくても)育児中だから仕方ないだろ」
「(部屋が片付いていなくても)育児中だから仕方ないだろ」

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すざわみか
株式会社ママントレ代表取締役   「ママの働き方はもっといろいろあっていい」をコンセプトに2011年ママントレ設立/子育てと両立する手段として在宅ワークで主に女性起業家を対象としたWeb制作やIT支援を始める。2016年に満を持して(?)法人化。 これまでに100名以上の主婦在宅ワーカーとの仕事経験があるほか、500名を超える女性起業家とのつながりを持ち、「フリーランス」としての働き方に精通。