クビを覚悟する

クビを覚悟する

前回の記事から随分空いてしまいました(汗)
この回は正直書きたくなかった。

自分の情けなさを公開することになるわけで
相手もあることですし
自己弁護になってしまいそうで尻ごみしておりました。
ごめんなさい。
(誰に謝ってるんだか)

私の発信のモットーは「さらけ出す」
いいも悪いもそれが私。

友人の詩人の言葉を借りるなら
「人生はネタ作り」。
人生はネタ作り

不謹慎かもしれませんが、人生を楽しむコツの一つだと思っています。

結論から申し上げますとクレームをいただいてしまったのです。
今から思うと、私の心の弱さが引き起こしてしまったのではないかな・・・

次のインタビューの方が決まった旨の連絡が入りました。
インタビュー対象の方は、
近々行われるイベント関連とのことで「イベントの宣伝になるように」という要望もありました。

その時点で私に求められているのは私らしい文章ではないことは感じていました。
もちろんライターの仕事なので先方のご要望の応えなくてはなりません。
私にも相手に喜んでいただけるものを作りたいという気持ちが強くありました。

「ライターなんだから、相手が望むようなものを書かねば」
「これまでの”色”を変えないように書かねば」
ずっと頭の中をグルグルしていたのはこんな気持ち。

正直、もうめちゃめちゃプレッシャーでした。

インタビュー自体はいつもすごく楽しみで
その方の想いを直に聞けるとても贅沢な時間を持たせてもらっています。

インタビュー当日は終始和やかに行うことが出来、対象の方からも「いつもと違った雰囲気で楽しかったです」と声をかけていただきホッとしました。

ところが・・・
全然書けないのです。

すっかり自分を見失ってブレブレだった私は
先方が望むであろう、こうすれば宣伝になるだろうといった点にばかり気持ちが行ってしまい
「この人の魅力を、想いを伝えたい!」というパッション(=情熱)が湧き上がって来ないのです。

思いがけず家族にトラブルが発生し、執筆しながらも心がずっとザワザワしていました。

仕事に言い訳はしたくないと(当たり前)無理矢理奮い立たせながら締切ギリギリで提出した原稿は自信作とは言えないものだったように思います。(それまではダメ出しされながらも熱い想いで書いていたのです)

後から読み返すと
その時はこれでいいと思った自分が恥ずかしいくらい。

私はヨガのインストラクターをしており、これでも講師歴は7年です。
ヨガに関しては何があってもブレることなく
自分のレッスンをこなすことが出来ます。
経験が力になっているのだと思います。

一方ライター業に関しては、自分が新米ということもありブレまくり。
全然ヨガが役に立ってないやーん!って感じです。

自信のなさ、経験のなさから家族に起こったトラブルが引き金となって平静を保って書けなかった理由。
それでも、お会いしたインタビュー対象者の方のお話は心から感銘を受けるもので
伝えたい、知ってもらいたいという気持ちで書いたのは間違いないので、達成感はありました。

ところが・・・というか、あ、やっぱり・・・というか。
先方からの連絡で、インタビュー対象者の方の会社の広報からクレームがあったことを知らされました。

やんわりと書いてありましたが、
要は私の書いた記事の出来が良くないといったことと
楽しく和やかに終わったと思っていたインタビューが先方の印象が悪かったということでした。

その時一番に思ったのは、
このお仕事を紹介して下さったママントレの須澤さんのことでした。
「あー、どうしよう!出来ない人を紹介したって須澤さんの評価が悪くなるかも・・・」

取材先と先方の温度差や
ご本人と広報の方が受けた印象の違い

インタビューってすごく難しいんだな・・・と改めて実感でした。

ぶっちゃけ、私の力不足。
相手に気を遣うあまり自分が自分でなくなっていました。
でもこれは私の悪いクセでいつもこういったことが原因で失敗してきた気がします。

張り切って、燃えていた意欲もほぼ消滅寸前。

もうクビになっても仕方がない。
でも自分から言うことだけはしない。
チャンスを与えてもらえるなら頑張ろう。
ライターになったばかりの私に失うものはない。

須澤さんにもたくさん叱咤激励してもらいながら
まさに二人三脚で、汚名挽回するべくその後のインタビューに臨みました。

かっこわるいとか、出来ない自分への不甲斐なさと毎回向き合いながらも
一つだけどうしても手放せなかった、乗り越えられなかったことがあります。
それは色んな感情を整理して残ったただ「悲しい」という気持ち。

インタビューさせていただいた方と最後に少し話をした際、「今日はいつもの雰囲気と違って楽しく話せました」と言っていただけたことは本当にうれしかった。

きっとこれまでにはなかった言葉が聞けたのではないかと思った瞬間でした。
それなのに、仕事で返せなくて申し訳ないという気持ち。

楽しかったと言ってもらえたのにな・・・悲しさが小さくポツンと鉛筆の芯のように心に刺さったまま。

二度とこんな思いはしたくないな。
いやいや、どんだけ書いても私の力不足ってことには変わりはない。
言い訳はしません(いや、いっぱいしたけど)。
この経験から何を学ぶか、どう返すか。
まだまだ出来ることを頑張る。

新米ライターのまさに奮闘は続きます!