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兼業と副業の違いと、気を付けるべきことって?

兼業と副業の違いって

兼業・副業の現状とは

政府が働き方改革を唱え始め、兼業や副業で働くことが社会的に受け入れられるようになってきました。「起業ブーム」と言われるように、起業を希望する人も増え続けており、兼業や副業の形態で起業する人も少なくないようで、起業家全体の2割ほどが兼業・副業での起業となっているようです。
 兼業・副業の形態で起業する理由としては、本業の収入を補填するためや、いずれは勤務を辞めて独立したいから、などが多いそうです。そのため、兼業・副業での起業家の人の中では、起業前に正社員として雇用されていた人が最も多くなっているとの調査結果があります。

兼業と副業、何が違うの?

一般的に、本業以外の仕事のことを兼業と言ったり副業と言ったりしますが、どのような違いがあるのでしょうか?
 まず兼業は、本業の他に他の事業や仕事をしていることを言います。よく「兼業農家」という言葉で使われたりしますが、本業と農業を同程度の労力を使って営んでいる場合に使われます。
 一方で副業は、本業を主とし、それよりも低い労力で行うものとなります。最近では、ネット環境の発達により、簡単にお小遣い程度の利益を得たりできるようになっていますが、これらは副業という扱いになります。

兼業・副業をする上で気を付けるべきこと

では、兼業や副業をする際に気を付けるべきこととは何でしょう?
 社会的に認められているとは言え、会社によっては認めていない場合もありますし、事前許可制にしている会社もあります。まずは就業規則を確認し、兼業・副業が認められているかどうか、兼業・副業する場合に条件が定められていないかを知る必要があります。兼業・副業をすることにより、本業に支障や損害を与えたり、会社の信用を落とすようなことになると、懲戒の対象となる可能性もあり得るからです。
 例えば、本業の会社と競業する業務をしないこと、本業の会社と同じ仕入れ先を利用するなどをしないことが必要でしょう。また、本業である会社の機密情報を漏らさないことや、違法性のある業務や公序良俗に反する業務を行わないなども、考慮したいものです。
 兼業や副業をずっと続けるにしろ、いずれは独立するにしろ、今勤務している会社との関係を良好にしておくことが大事です。兼業や副業で起業を考えている人には、ぜひ考慮していただきたいと思います。

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澤井ゆかり
事務所HP みなとこうべ社労士事務所/ 社労士 愛知県出身。名古屋市で税理士事務所に勤めながら、社労士の資格を取得し、開業。税理士事務所の職員として働きながら、多い時は、社労士業務で20件ほどの顧問先を担当する。給与計算や社会保険の手続きなどのアウトソーシングをはじめ、就業規則の作成・助成金申請・賃金システムの構築などのスポット業務も行う。 結婚と同時に、10年勤めた税理士事務所を退職し、神戸市に移り住む。現在は、二人の男の子の母。家事と育児に追われる中、働くママさんたちを応援するため、社労士として活動中。 ブログ『働きすぎの女性社長さんに伝えたい「ちゃんと休んできちんと儲ける」5つの法則』